カゼにかかってませんか?
昭和の頃には、「夏カゼはきついらしいよ」とは聞いたものの、今ほど身近に遭遇するものではありませんでした。しかしここ数年、夏カゼはドンドン増えていて、その勢いは花粉症の増加と歩調を揃えている印象さえあります。

夏カゼにかかるワケ

冬にカゼをひくのは寒いからです。寒いときには服を着ることで調節できます。
じゃ、暑い夏はどうするか?服を脱げばよいのですが、素裸になるわけにもいきません。
当然、涼を求めてエアコンを入れますね。そこで生まれるのが、外との温度差。冬も12~3℃の気温差がありますが、長袖や厚着の分、服の中の空気が急激な温度変化から守ってくれます。反対に、薄着の夏は、服と体の間に空気が溜まらないので、温度変化をモロに受けることになるのです。

それに夏は水分をたくさん摂ります。体に入った水分は、それなりの役割を果たした上で、オシッコや汗などで体から出ていかなくてはなりません。
しかし、エアコンが効いた部屋では汗のかきようがありません。オシッコが増えるのにも限界があるので、そうなると、余分な水気は逃げ場を求めてさまよいます。

10361462_291720964339758_7975907094871876565_nな行き先は、呼吸器(鼻やノド、気管支)や胃腸の粘膜。そこへ水気が逃げ込むと、その部分の粘膜はポッコリ、モチを焼いたときみたいに腫れて弱くなります。そこにウイルスや細菌の感染が起こると、ひどいかぜ症状が出現するわけです。
鼻だと鼻水、ノドはノド痛、気管支なら咳です。
胃腸の粘膜が腫れると、消化液が増えて全体に働きが悪くなるので、吐き気があって下痢っぽくなり、口も渇くなんてことになります。こういうときは、余分な水気がリンパ液に姿を変えて神経系にも作用するので、頭が重くなり、頭痛やめまいを起こしたり、からだ全体がだる~くなったりします。

…夏カゼの症状が全て説明できてしまいました。このようなことが原因で夏カゼが起こるのです。