切り札の使い方

アトピー治療にたかる悪徳商人のせいで、最近、やたら分の悪いステロイドですが、ステロイドは「トランプの切り札」のようなもの。つまり、切れ味抜群、でも使い方次第で身の破滅。
切り札を先に使ってトランプをすれば、出だしはよくても最後は自滅です。はじめから「この印籠が目に入らぬか」じゃ、水戸黄門は10分ももたないでしょう。

「ステロイドは毒」でしょうか?…それは真っ赤なウソ。人間の体内で作られるものだから、毒のわけがありません。
問題になるのが、ステロイドを薬として過剰に与え続けた場合。医師がロクに診察もせずに薬を処方したり、患者様が「今日は薬だけでいいです」なんてやると危ないんですよ。

ステロイドを野放図に投与すると、本来の『ステロイド製造所』である副腎が、「ヨソから貰えるなら働かんでもいいいや」とすねてします。おまけに、体の随所で頑張っている自衛隊(免疫組織)も平和ボケ。
そのうち、皮膚、骨、粘膜など体中の組織がもろくなって、様々な病気が頻発します。「節約こそ命」と張り詰めていた人が、アブク銭で一気に転落するみたいですね。でも、お金を悪者にするのは見当はずれもイイトコでしょう?

悪徳アトピー商売の中には、ステロイドを混ぜた製品をシレッと売る輩もいるそうです。
悪者扱いして止めさせた後でステロイドを使えば、そりゃ効くハズ。皆さまも、だまされないようにしてください。

ともかく、ステロイドに限らず、薬は必要最低限を症状にあわせて細かく調節するのがミソ。だから、サジ加減、なんて言葉があるんですよ。
薬を服用しているときは、どんなささいな変化があっても、見当違いかも?なんて遠慮せずに、なんでも相談なさってください。