検査をするのは「検査箇所」だけ

恐らく「異常なし」にもやっとするのは、こんな気持ちが原因ではないでしょうか。
「不具合を感じているのは自分という人間全体なのに、血やオシッコだけ調べて何がわかるの?」
そうなんですね。「検査さえすれば病気の原因がわかる」というのは誤解です。

ほとんどの検査は、個々の臓器やそれに由来する化学物質を対象にしています。
つまり、肺、心臓、胃、腸など、臓器をバラバラにしないと評価ができないんですね。
言い換えれば、様々な臓器の検査結果をいくら集めても、ひとりの人間のからだにはなりません。
バラバラ死体が地面をのたくっているような姿が関の山!

では、ちゃんとした人間の姿に再生するにはどうすればいいでしょうか?
「臓器と臓器の間を埋める部分がどのような働きをしているのか」を説明する医学理論が必要です。
そこを重視しているのは、西洋医学ではなくて東洋医学のほうでしょう。

体の成分のすべてを適格に働かせている「秩序」について説明してくれる東洋医学。
検査結果で全く異常が出ない病態についても、ちゃんとした説明とそれにもとづいた治療があります。
つまり、「どこも検査では異常がない」から病気じゃない、なんてのはウソだと思うのです。