「検査で異常がない」=病気がない、なんてウソ!

少し話が複雑になりましたから、こんな例え話で理解してください。

『自分の住む家。最近、どうも住み心地が悪い。
 居間、台所、トイレ、寝室…いろいろ建築屋さんに家中の部屋をみてもらうけど、どこも異常なし。
 結局、部屋をつなぐ廊下に来たガタのせいで気持ち悪かった。』

上の話をからだに例えて言い換えてみましょう。
『自分のからだ。どうも体調が悪い。
 肺や胃に心臓などあらゆる検査をしてもらうけど、どこも異常なし。
 結局、筋肉や腱、自律神経の乱れで体調不良だった。』

では、検査でわからないなら、どうすればこのような事態に対処できるのでしょう?
それには、地道に、いつごろからどんな具合だったか、丁寧に病歴を聞くのが大事なんです。
(パッとしない答えで申し訳ありません)
病気になるときは、本人も気づかないほど些細な、生活習慣や体調の変化があるはず。
ひとつひとつ地道に聞き出し、病気の残すかすかな足跡が体に残っていないか、丹念に診察する。
まるで刑事コロンボみたいに、です。

心と体が結びついてはじめてあなたという人間ができる。
この現実がある限り、どんなに医学が進歩しても、この原則は変わらないようです。