良い姿勢のイメージは『手釣り』!?

姿勢がからだに与える負担を、「ひざポン」流に魚釣り…竿釣りと手釣りに例えて比較してみましょう。
悪い姿勢は竿釣りのようなもの。フナみたいな小魚でも、長い竿で釣ればコテの理論で手ごたえ十分。竿じりを支えるには相当の力が必要です。
同じ理屈で、いつも悪い姿勢でいれば、釣り竿の先で暴れる魚みたいに、重い頭は肩と首の付け根の筋肉を緊張させ続けて、肩凝りと首スジの痛みを生むんですね。
良い姿勢は手釣りと同じ。フナを引き上げるのに力はいりません。
余計な力が必要なのは竿を介して釣るからなのですが、肩凝りの原因で竿の役割を果たすのが、悪い姿勢がゆえに頭の重心が肩の前方にきてしまうことにあります。
それに対して、良い姿勢だと、頭の重さを肩とは無関係に腰骨で支えることになります。

椅子への正しい座り方

良い姿勢を象徴する背中から腰の美しいS字は、頭を腰で支えるために工夫された神様の贈り物。
良い姿勢を保てれば、肩や首の凝りから無縁でいられます。でも、ある程度の背筋や腹筋がなければ、いきなり良い姿勢をとろうにも難しいものです。まず、いくつかのコツを覚えてください。

最初は椅子の座り方。
背もたれはなるべく立てておくほうが、最初はきつそうに見えても結局は楽です。
低い背もたれで、体が沈み込むほど柔らかいソファも、ちょっと見は安楽そうに見えますが、腰痛ばかりか肩凝りの原因になるんですよ。
次は、椅子の調節です。
自然に腰を曲げて踵が着く高さにしましょう。本やパソコンも背筋をピンと伸ばした状態で見やすい高さにしてください。

さあ、当たり前なのに意外にできない座り方をご紹介します。

  • 背もたれの付け根にしっかりお尻を入れる。
  • 腰の真上に頭が来るように意識を集中し、その状態が楽に保てるように背もたれに上半身を預ける。

やってみると、簡単なようで意外に難しくありませんでしたか?
予想外にも背もたれを直立させるのが秘訣です。はた目には窮屈そうに見えますが、慣れると何時間でも肩凝りと無縁で座っていられるはず。
現に、毎日10時間座りっぱなしのボクに肩凝りがないのですから!