薬は松葉づえのようなもの…いったいどういうことでしょうか。

足に大怪我をすると歩けません。
松葉づえなしでは、普段の生活さえ危なかしい。
でも、それもケガが治るまでのガマン。いつまでもツエに頼るわけじゃないですよね。
「ツエに頼りよったら、自分で歩けんごとなる」とばかりにツエを放り投げたりすると、手や顔をパッコリ傷つけるのが関の山…皆様もわかりますよね。
クスリも同じなんです。

ここでは、自覚症状もないのにいつの間にか「血圧が高い」といわれてビックリ、の高血圧を例に説明してみましょう。
高血圧の原因は様々ですが、正常血圧だと血が供給不足になってしまう、という現象は共通です。
だから、体はイヤイヤ血圧を上げているんですね。
だって、生きていくためにはそうするしかないから。
でも、高血圧が続くと、心臓や血管がパンクすることもあるでしょう。
それじゃ困るから、クスリで血圧を下げるわけです。
ケガで不自由な足には、松葉づえがどうしても必要なのと同じですね。ケガが治り、筋肉がついてくれば松葉づえは卒業です。
血圧も同じ。肥満が原因の血圧なら、適切なダイエットと運動で体重が落ちれば降圧剤も卒業、というわけです。