食生活が大切!

「自覚のない便秘」の症状は、食欲良好、下腹が張る、生理痛(女性の場合)、肌荒れ、足冷え、肩凝り、頭痛など。最初に「胃が痛い」と受診される方が多いのが特徴です。尋ねてみると、排便量は「バナナ大の便1本」程度。
大抵の医療機関で処方される便秘薬は、酸化マグネシウム剤かセンナ製剤。
これは高脂肪・高蛋白食中心で体温が高く腸の短い欧米人向けで、腸が長く代謝が低い体質の日本人に必ずしも合った処方とはいえません。

食べ物に注意を払いましょう。便の量を増やすのに不可欠なのは野菜や海草などの食物繊維…つまり『噛まないと飲み込めない』物です。逆に「舌触りのよい物」は精製加工で食物繊維が粉砕された食品なので、腸内環境悪化の原因のひとつです。

『出したモノ』のチェックもお忘れなく

水洗後に便器に濃色の便がつき、ガスや便が腐敗臭で、口臭を自覚するなら腸内環境は悪玉菌優勢。病原菌や悪玉菌は肉や血液を好み、栄養を横取りして腐敗物質を作ります。その解毒で肝臓が酷使されて体力や抵抗力が低下するので、様々な病気の原因となるのです。

反対に、善玉菌の多い腸内環境でできた便は黄色傾向で腐敗臭がしません。ふかしイモと焼肉とでは、食後の便やガスの臭さが違うのには気づいていますか? 善玉菌のガスは日本人の長い腸の中の便を押し出し、食物繊維でカサを増した便が、腸壁をこすって腸を動かすことで排便を促して、便秘を改善します。