便秘と大腸カメラ

大腸カメラ検査は診断以外にも腸内環境の改善に役立ちます。 当院では2日前より腸内環境改善を開始するので便臭が消え、便秘薬が効き易くなります。 検査中は腸内の便汁やガスを確実に吸引除去しながら腸を折畳み、最短距離でカメラを挿入するので約20分の検査中に強い痛みを感じることはありません。
検査後から善玉菌を内服して腸内環境改善を維持すると、便やガスの悪臭がなくなり、腹部の張りや膨満感・胃痛が改善してくるのを自覚します。 同時に上流の小腸にある免疫組織が活発に働くようになって、アトピー・蕁麻疹・花粉症等のアレルギー症状が改善することも期待できます。

大腸カメラで病気の有無がわかる他に、体調がよくなるので、定期的に大腸検査の予約をされる方が増えてきました。高齢の方では検査後から肌がいきいきとして、行動範囲が広がる方も見受けられます。 便は、未消化物や老廃物を一塊にした生ゴミ袋。それが居間にまで溢れたら住人の健康が脅かされます。自覚のない便秘も同じ状態です。

菜食中心で育まれた日本人の長い腸が高脂肪・高蛋白の欧米型食生活にさらされた挙句に様々な問題を引き起こしています。 食生活の見直しが第一ですが、医師も消化管の整備をお手伝いしたいものです。