「隠れ便秘」と「胃の病気」のセルフチェック

受診する前に、ご自身でも便秘やその予備軍を診断することができます。

  1. 舌に針で突いたような赤い斑点が多数できる。
  2. 食後や食間に胃が張ったり痛むことがある。
  3. 食欲はあるが、下腹が張るので控えている。
  4. 左下腹を押さえると痛む。
  5. 肌荒れやにきびが目立つようになった。
  6. 手足が冷えやすい。
  7. 口が苦く感じたり、口臭を指摘された。
  8. 生理痛で悩むことが多い。

1~7は、男女共通ですが、特に女性に多い症状です。
ちなみに胃の症状の場合、上記1~4の場合に、以下の点で異なります。

  1. 舌には白~黄白~一部に黒の苔が厚く付着。
  2. 胃の症状は、空腹時や寝る前、起床直後。
  3. 食欲そのものがなくなる。
  4. 右上腹を押さえると痛む。

もし、便秘があれば、胃や十二指腸に食物残渣が残りますので、それも当然で、「みぞおちの部分は胃」というのが一般的常識だからです。

「胃カメラをしましょう」と勧められて検査した結果、「軽い胃炎なので胃薬を出しますね」で一件落着とされたら、その胃腸科に対してちょっと腹を立ててもよいと思います。なぜなら、「胃が痛い」というのは素人の患者さんであり、プロの医者がそれを真に受けて胃を診て終わりではよいわけはないからです。
みぞおちの下には胃だけではなく、脾臓をはじめ多くの臓器が存在しています。大きな割合を占めているのは横行結腸で、便が十分に出なければ、そこにガスや便がたまって雄弁に腹痛や腹部膀満を訴えてくるのです。その結果、「自分では出ているつもりでも、実は便が十分に出きっていない便秘」となり、「腸内環境の悪化」につながります。そして背後には、高い確率で大腸ポリープがあり、その中には大腸癌が隠れている可能性もあるのです。