今年の診察初日だけで、インフルエンザ感染者は15名!
インフルエンザについて、3つのポイントをまとめてみました。

診断

  1. 「寒気」と「筋肉・関節痛」はインフルエンザの特徴
    → ノド痛からはじまるなら可能性は低い
    → 「頭痛」や「どうしようもないからだのだらしさ」も有力な症状
  2. 発熱したのが何日の何時かを正確にメモしよう
    → 原則として、発熱後12時間しないとインフルエンザ検査は正確にでないことがあります
  3. 採血検査が望ましい
    → インフルエンザでは白血球が「正常か、少し下がる」 = 異常なしで済まされる可能性あり
    白血球が正常か軽度低下ならば「抗生物質の出番はなし」
    → 抗生物質の濫用で起こる「善玉腸内細菌まで殺菌」されることによる「抵抗力の低下」を避ける

治療

  1. インフルエンザなどのウイルスは「熱で勢いがなくなる」
    → 「PL顆粒 1日3回 + ロキソニン 1日3回」では身体が低体温になって、白血球がウイルスと闘うことはできなくなります。薬をのんでいる間は「熱が下がるけれど身体がダラシくて咳だけ後まで残る」
    結果に終わります。
    → 「熱は冷めたが咳が抜けない」=「熱は醒めたが籍が抜けない」という落語の倦怠期夫婦になります
  2. 抗ウイルス剤+漢方薬+必要最小限の解熱剤が原則
    → 漢方薬は体質で使い分けるのが原則。
    A 麻黄湯や葛根湯は比較的体力のある人向け
    → 発汗してしまえば出番は終わりです。
    B 麻黄附子細辛湯はカプセル剤もあるので、特に体力がなく冷えやすい人にはおすすめ
    C 熱は下がったが身体のだらしさが抜けない、寒気が続く、すっきりしない→ 桂麻各半湯がおすすめ
    D 熱も下がったが咳だけだらだら続いてうっとうしい
    → 体質・症状で種々の漢方薬が効果を発揮します。ぜひ御受診ください。

予防

  1. まずは腸内環境改善を日頃から続けること
    → なんといっても免疫力改善が証明された【ベリラクト】を日頃から飲むのがおすすめ。
  2. 口呼吸をやめて鼻呼吸に切り替える
    → 「あいうべ体操」で常に口を閉じておく習慣を身につけましょう! いつも鼻がスッキリしてきます
  3. ワクチンは原則としてしたほうがよい
    → インフルエンザに罹ったという自覚がなくても実際は表に出てないだけ(不顕性感染)かも?
    ワクチンで症状が出ていない場合は少なくありません。しかし、その場合でも感染すれば他人に移す可能性はずっと高まったままです。自分がどうもないから、と言っても、住民全員として考えれば不顕性感染のためにインフルエンザのリスクを増やしている可能性は否定できません。
    社会全体への貢献を考えるとワクチン接種には意義があると思います。
  4. 日頃からからだを冷やさない努力を
    → レストランに行けば氷入りの水が出るなど、現代社会は「からだの冷え」を誘発するような仕組みになっています。季節を問わず、積極的に「からだを冷やさない」努力を続けましょう。