薬減らし外来

病気が増えてくると、どうしても複数の医療機関を受診することが必要になります。それぞれの医療機関は多くの患者で多忙にしており、それぞれの診療スタイルで薬を処方することになります。

つまり、痛み止めが出るならば胃腸への影響を考えて胃薬も追加、といった具合です。たとえば腰痛で整形外科、頻尿で泌尿器科、副鼻腔炎で耳鼻科、うつ病で心療内科、胃腸が悪いので胃腸科・・・すべてのクリニックから「薬による胃腸症状の予防目的」で胃薬がそれぞれ出てしまうことにもなりかねません。

これは専門科を重視する現代の医学教育が生んでしまった「鬼っ子」かもしれません。それぞれの「臓器」を診る専門科の医師も大切ですが、すべての臓器の持ち主である「あなた自身」を診ようとする医師がいないのが問題なのです。

すべての処方を精査し、それぞれの臓器にある病気をひも付けして一連の原因を予測し、不要な薬を減らす・・・これはとても根気のいる仕事です。
場合によっては、それぞれの先生に、薬を減らす必要を説く手紙を用意しなければなりません。しかし、うまく行けば、20数種にも及ぶ薬を10種未満に減らすことができます。

これに気づく医師は少ないですし、それをやりたがる医師は決して多くはありません。しかし、誰かがやらないと、医療費が増大するばかりではなく、避けられるはずの薬の副作用に苦しむことにもなりかねません。

ご予約・費用のご案内

「薬減らし外来」は予約制で自費診療(5,000円+消費税)で実施しています。
① 病歴のメモ ② これまでの検査結果 ③ お薬手帳をご持参ください。