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院長コラム

【今日は何の日】海苔の日

2020/02/07

【今日は何の日】海苔の日
※正確には、昨日2月6日です。

2月3日は「節分」!節分といえば、豆まきと恵方巻を思いつく方が多いのではないでしょうか。
今年の恵方は「西南西」とのことですよ!しっかりご確認を。

恵方巻を作る上で大切な”海苔”。実は2月6日に「海苔の日」と記念日があります。

海苔の日の由来

海苔はかつて、価値の高い食品としてみなされており、大宝律令の中で「諸国指定産物」とされ、大宝2年から年貢の対象産物となりました。その歴史を踏まえ、2月6日が海苔の日となったのが由来です。

生の海藻を消化できるのは日本人だけ?

ほとんどの日本人は生の海苔やワカメなどの海藻類を消化できます。韓国や中国沿岸部の一部の方も消化できますが、USAやフランス人の大半は消化できません。なぜこんな違いができたのでしょうか?

海草を食べるという日本人の食習慣により「海草を分解する細菌と腸内細菌の巡り会い」が起こります。これにより、進化の過程で日本人の腸内細菌は、海草を消化する機能を獲得したのです。

生き物は、すべてほかの生き物とともに生きています。ヒトのからだでも、いたるところに細菌やウイルスが住み着き、彼らがからだを護ってくれたり傷つけたりしているのです。これを共生といい、いつも共にある細菌を「常在菌」と呼びます。

腸内環境を良い状態に保つために大切なのが「常在菌」です。

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