田中裕明クリニック

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院長コラム

【今日は何の日】3月10日・砂糖の日

2020/03/18

シュガーレスでもスイートライフ !

ホッとする味、といえばやはり砂糖。「疲れているときはやっぱり甘い物よねぇ、脳は砂糖が必要なんでしょう!」というのが常識になってますね。でも、医学的なクールな説明をすると、「疲れているときに砂糖を取り過ぎると後から一層疲れる」「脳のエネルギーは砂糖だけではなく脂肪も大切」です。

血液中にある砂糖はせいぜい5g弱。角砂糖やスティックシュガー2個にも足りません。だから砂糖の取り過ぎはいつでも起こり得ます。2500年前から人類に重宝されてきた砂糖ですが、WHO(世界保健機構)から「栄養がないばかりか病気の原因になる」とされ、「2014年には総カロリーの5%以下を推奨、2016年には清涼飲料水への課税」を促して、砂糖消費の削減を各国で進めている状況です。日本は1日あたり45g程度で首位のブラジルの1/4程度なんですけどね。避けておきたいのは工業製品として合成された上白糖とグラニュー糖、そしてドリンクや加工食品に必須の異性化糖で、これらは急激に血糖を上げることでからだにダメージを与えます。黒砂糖・和三盆などの自然な砂糖には有用成分も含まれていますので価格は高くなりますが、こちらを使いたいところ。

砂糖を摂取すると、胃の動きが低下する、細胞が動きにくくなる、神経の伝わり方が遅くなるなどの悪影響が出ます。その状態が続くと、痛風、気分不安定やイライラ、脂肪肝、糖尿病、膵癌、注意欠陥や多動性障害の原因にもなるのですから、最近はコロナ騒ぎで評判ガタ落ちのWHOですが、健康のために砂糖を減らせ、と言わざるを得ないでしょう。でも、あの甘さがもたらす快感ってたまりませんよね。それもそのはず、砂糖にはタバコやアルコールと同様の中毒性があり、様々なホルモン異常の引き金にもなるのです。

今回はなんだか脅かす話ばかりになってしまいました。とはいえ、スィーツの名店から届いた逸品に手を出さないわけには行きませんよね

脅かしておきながら今更、ですが、スイートをまるごと頬張る前に、縦と横にナイフを入れて4つに切り分けましょう。そのうちのひとつを滋味深くいただいたあとは残りをラップにくるんで目につかないところに隠します。あとは自分をほめてやりたいときに、残りをひとつずつハッピープレゼントとしていただくのが、上手な砂糖との付き合い方です。

目指しましょう、シュガーレスでもスイートライフ!

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