院長 田中宏明コラム

だいぶん実情に近づいたと思います。

「欧米礼賛」の極みみたいな、Rome III とか IV という診断基準よりははるかにマシ。

でも、「胃腸科医が便秘治療は実は苦手」という(悲しい)現実をすぐに解消してくれるまでには至らず。
もうすこし丁寧に患者さんの問診をして、触って、ニオイを感じて、
お肌をみて・・・をしないと「実情」には迫れないと思うんです。

このガイドラインで推奨する治療のうち「生活の改善」がまだ低いエビデンスレベル、
(=つまり、生活改善をしても便秘解消するだけの充分な証拠はなし、という意味)

というのがその象徴ですね。

だって、便秘治療に不可欠(と勝手にボクが思ってる)まともな「便育」、
オイシャサンはやってないじゃん!

保険診療で処方できるクスリにはないしね~。

病気はなんでもクスリで治す、という発想から変えないといけない・・・

それがいちばん如実に表れるのが「便秘治療」なんですよね。

2017年10月28日