お知らせ
花粉症は抗アレルギー剤で症状が改善しますが、第一世代の内服薬は眠気・だるさなどの副作用の他に、認知症リスクを上昇させる可能性があるという報告もあります。ひどい症状には薬が必須ですが、徐々に減らせるといいですね。
花粉症対策として行っていること
鼻に水が入るとツーン!の場所が上咽頭の粘膜。そこが花粉を捕らえるフィルターです。腸はIgAという免疫物質を分泌する細胞を作り、その細胞が全身の粘膜に出張して粘膜を守る働きをします。そのときに必要なのがビタミンD。つまり花粉症卒業には、①腸活で免疫物質を育てる ②鼻うがいで花粉フィルターを洗う ③粘膜を強化するビタミンDをしっかり摂る、ことが必要です。
2005年から腸活を提唱していましたが、年を追う毎に花粉症処方が減ることに気づきました。また、2012年に発案したベリラクト(バイオジェニクスを用いた腸活サプリ)が花粉症に影響するTh1/Th2比を改善することが金沢大学との協同研究で判明しました。
ベリラクトによる免疫能(花粉症関連)の改善(金沢大学と共同研究)
鼻フィルターに花粉が溜まるとIgEという物質が出て鼻水が出ます。鼻水で詰まったフィルターを洗おうとするわけですが、それならば先に鼻うがいで洗いましょう。ドレッシング容器で自作した鼻うがい器と、湯冷ましの水道水に食塩を入れた鼻うがい液で簡単にできます。
粘膜を強化するのがビタミンD。食品からと太陽を浴びることで作られます。
全身の細胞に働く[日光ホルモン]
感染・アレルギーのスーパー栄養素
ビタミンDは男性の7割、女性の9割で、不足~欠乏しています。というのも食品からだけでは理想的な必要量を確保することができないのです。日光浴をどれくらいするか、ビタミンDと同じ脂溶性のビタミンAをどれだけ摂取しているかでも、大きな個人差があります。
処方せんで出される活性型ビタミンDは骨粗鬆症治療に向いていますが副作用もあります。
花粉症には食品や日光浴から得られる非活性型ビタミンDが最適です。ところが食物だけでは充分に確保できていないのが実情です。吟味された原料から作られる医療機関専用サプリメントで確保するのがおすすめです。
腸活には私が開発したベリラクト+ベリファ、ビタミンDはヘルシーパスの製品がおすすめです。
⇒ご購入ご希望の場合はクリニックにお問い合わせください。
⇒ご購入ご希望の場合はクリニックにお問い合わせください。
⇒ドラグストア、amazonでも買えます
鼻うがいは手軽なキットも販売されていますので、帰宅時や就寝前の習慣としましょう。
花粉症は内服で症状が改善しますが、毎年訪れる憂鬱さには免疫力アップで対応できるようになると
いいですね。祝!花粉症卒業 を祈ります。