
お通じや腸内環境のこと、ご相談ください!
便通コントロールと腸内環境整備は当院の得意分野です。
大腸がんの発見には健康診断時によく行われる「便潜血検査」が代表的ですが、出血しないポリープや早期がんもあるため万能ではありません。
大腸カメラは小さい腺腫や早期がんの段階で見つけられるので、早期発見にはもっともよい方法のひとつです。
検査を楽にするコツはいかに大腸内にコンパクトにカメラを入れるかです。
大腸の長さは、身長より少し短いくらい(140~180cm)で、実際にカメラを入れるのは60~70cmだけ。
カメラが腸の最短距離を進むようにカメラを入れることで、苦しくなく、かつ短い時間で検査が行えます。
大腸カメラ検査で腸がキレイになった状態を健康維持に活かさない手はありません。大腸カメラを抜く際に、善玉菌の餌となる成分などを腸内に直接注入することで、もともと体内に棲んでいる善玉菌が育ち、腸内環境の改善が期待できます。
この「善玉菌の餌の成分の投与」は大変好評を得ております。
「首を自由に動かせる」という経鼻ならではのメリットを生かすことで、左側を下にして寝たままで行うという従来の胃カメラ検査の常識をくつがえし、左側臥位ゆえの欠点を補完してあらたな診断価値を付加することが可能になりました。
口から飲み込んだ小腸用カプセル内視鏡は消化管の蠕動運動によって消化管内部を移動してゆき、内蔵されたカメラが撮影した画像を体外に送信し画像診断をおこないます。
ただし、飲む下剤の量は、大腸内視鏡検査の倍近くの4,000mlとなります。
また、大腸内の中を観察することしかできないので、細胞の検査やポリープ切除ができません。必要な場合は、改めて大腸カメラ検査をすることになります。