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花粉症のシーズンになりました

2020/02/18

花粉症のシーズンになりました。

「先生、そろそろシーズンなので薬ください」うちのクリニックは年々、このような声が減っています。経営的には苦しいです(笑)。でも、ボクの診療コンセプト=できるだけ薬をのまない体になってね!、なんで、少しずつですが、花粉症を卒業される方々が増えるのは嬉しいことです。

ただ、腸活は持続することが大切です。だって、腸内細菌も腸粘膜も、その寿命は長くて数日。常に入れ替わっていますから、常に供給、ないしは、新陳代謝が盛んに起こらなければなりません。

花粉症を卒業するポイントは、呼吸と腸!まさに生命維持に不可欠の場所でもあります。

鼻に水が入ると沁みる上咽頭は、そこだけ繊毛上皮で正常ならば湿潤で粘着性ですが、口呼吸で乾燥するとその機能を失います。

繊毛上皮は活性化されたリンパ球が常駐しており、腸管粘膜以外で唯一、IgA 免疫細胞が表面に散りばめられたれた場所。ここで捕獲 された花粉やウイルス、PM2.5 は免疫により無力化されます。

口呼吸で上咽頭粘膜が乾燥するとそのメカニズムが働きません。乾燥して粘着力を失い、花粉やインフルエンザウイルス、おそらくコロナウイルスをも、体内への侵入を許してしまいう結果、花粉症が発生するのだ、という仮説をたててます。

その免疫システムを補うのが腸活です。実は、Bスポットをやる前から腸活で花粉症は減っていたので、こちらが主体かな、とは思っています。

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