からだよろず相談
実際にLINEヘルスケアを利用していただいた患者様からこのような相談を受けます。
これは実際に上咽頭をカメラ(内視鏡)で診断して治療をしている医師でないと実感できないでしょう。
というのも一般的な耳鼻科の教科書に慢性上咽頭炎の記載はほとんどなく、内視鏡による診断と治療が知られてないのです。
一方、これまで何軒もの耳鼻科や内科、神経内科などを転々としても治らないこのめまいが、鼻奥をカメラで診断して治療すると治ることを実感しているのは患者のほうです。
今回の長時間マスクで引き起こされるフワフワ系めまいは、この慢性上咽頭炎による症状とうりふたつ、です。
症状が強い場合は耳鼻科や内科を受診されてお薬をもらいましょう。
ただ、あくまでその場しのぎの対症療法にしかなりません。根本的に治そうと思うならば、カメラを使ったBスポット治療ができる医療機関を選びましょう。
困っためまいを改善するだけではなく、今後、この症状が起こらないようにするために自分で何ができるか、を教えてくれるはずです。
病気を早く診断して治療する、のは専門化が進む現代医療の世界では大切なことです。同時に、病気にならない方法と自分で改善する方法を伝える大切さも忘れてはならない、と、今回のコロナ禍が改めて考えさせてくれたように思います。