快腸・便秘外来

お通じで悩んでいる方、ぜひお越しください。
当クリニックの『便通コントロール』で
その悩みを解消しましょう。

症状・程度・体質・原因…その人に合ったテーラーメイドの治療が必要。
食事指導を始め、排便習慣・生活習慣へのアドバイスを行い、薬の処方やサプリメントの推薦をします。薬の処方の際には、腸を刺激する薬は極力、使わないようにしています。

検査内容について

  • 問診・舌診(東洋医学的診察)

    排便の状況や普段の生活について、聞かせてください。そして舌の状態を見せていただきます。どんな食べ物を多く摂っているか、便の出方などがそこから見えてくるからです。

  • 腹部の触診とレントゲン

    おなかの張り具合などを触って確かめます。
    必要があれば腹部のレントゲンを1枚撮影し、腸の状況を確認します。

  • 大腸カメラ

    できるだけ受けていただくように指導します。腸の形も人それぞれ。その人の形に合わせた技術を使って大腸カメラ検査を実施します。

自覚のない便秘について

理想的な排便とは

「便は毎朝、いいのが出ます」
こんな方でも便秘の事があるし、「急に下痢になって」と言う方に「便秘が原因なので下痢は無理に止めません」と説明する事もあります。実際、便の回数は聞いても量までしつこく聞く医者は稀だし、自分でも他人と便を比べたりしないので答えようがありませんよね?

これまで「便が十分に出なければ便秘」ということを理解してもらえずに苦労していたのが、西日本新聞の「食卓の向こう側」に出た理想的な便(模型)の写真を見ていただくと説明が楽になりました。
「理想的な便の量は45cm程のフランスパン大。20cm弱のバナナ大の便では心配な量」の記事を見て「とてもこんなには出ません」とようやく納得される方がほとんどです。

食生活が大切!

「自覚のない便秘」の症状は、食欲良好、下腹が張る、生理痛(女性の場合)、肌荒れ、足冷え、肩凝り、頭痛など。最初に「胃が痛い」と受診される方が多いのが特徴です。尋ねてみると、排便量は「バナナ大の便1本」程度。大抵の医療機関で処方される便秘薬は、酸化マグネシウム剤かセンナ製剤。 これは高脂肪・高蛋白食中心で体温が高く腸の短い欧米人向けで、腸が長く代謝が低い体質の日本人に必ずしも合った処方とはいえません。

食べ物に注意を払いましょう。便の量を増やすのに不可欠なのは野菜や海草などの食物繊維…つまり『噛まないと飲み込めない』物です。逆に「舌触りのよい物」は精製加工で食物繊維が粉砕された食品なので、腸内環境悪化の原因のひとつです。

『出したモノ』のチェックもお忘れなく

水洗後に便器に濃色の便がつき、ガスや便が腐敗臭で、口臭を自覚するなら腸内環境は悪玉菌優勢。病原菌や悪玉菌は肉や血液を好み、栄養を横取りして腐敗物質を作ります。その解毒で肝臓が酷使されて体力や抵抗力が低下するので、様々な病気の原因となるのです。

反対に、善玉菌の多い腸内環境でできた便は黄色傾向で腐敗臭がしません。ふかしイモと焼肉とでは、食後の便やガスの臭さが違うのには気づいていますか? 善玉菌のガスは日本人の長い腸の中の便を押し出し、食物繊維でカサを増した便が、腸壁をこすって腸を動かすことで排便を促して、便秘を改善します。